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ミカドオオアリを飼育してみて感じていた事であるが、採集直後の新女王は赤色に近い卵を産む。
しかし飼育していると卵の色はだんだん薄くなり、最終的に黄色の卵を産むようになる。
ムネアカオオアリにも同様の傾向があるらしい。
ミカドオオアリやムネアカオオアリほど極端ではないが、クロオオアリやケブカクロオオアリにも同様の傾向が認められる場合もある様だ。


サケ科の魚を人工飼料で育成すると、卵の色は黄色になるらしい。
しかし海に出てアスタキサンチンの豊富な甲殻類を食べたサケの卵は赤い色をしたイクラになる。

要するに卵の赤色の退色は、カロチノイド系色素の欠乏を意味する可能性が高いと思っている。


ムネアカオオアリを飼育すると野外で見られるようなきれいな赤色を発色してくれないらしいが、これも同様の現象であろうと思っている。
要するに、常に赤色の卵を産む状態を維持する事で、飼育下でも野外で見られるムネアカオオアリの様なきれいな赤色の発色を得る事が出来るものと予想している。



サケ科の魚を人工飼料で育成して、カロチノイド系色素が欠乏しても健康に影響はないらしいが、アリにも同様の事がいえるのだろうか?
この点もアリ飼育当初から、ずっと気になっていた。


そもそも野外のミカドオオアリやムネアカオオアリがカロチノイド系色素を摂取しているとするならば、一体何からどの様な種類のカロチノイド系色素を得ているのだろうか?
ケブカクロオオアリのように食性の単純明快な樹上性のオオアリもいるが、一般の樹上性のオオアリの食性は謎の部分が多いらしい。
一番あやしいのが、日陰の地表を覆うコケ等ではないかと思っている。
それらは豊富なβ-カロチンを含んでいるものと予想される。



という事で代用になるかどうかは別として、β-カロチンの豊富なスピルリナを購入してみた。
来期はハチミツに混ぜたりハニーワームの飼料に混ぜたりして、積極的に使用する予定だ。
これが一部の樹上性のオオアリの卵や体の発色や健康の手助けとなってくれるかどうか、検証していきたいと思っている。

来期はムネアカオオアリも飼育する予定。




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