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前回の続きです。

当地のケブカクロオオアリは、同種間での排他的な性質が弱いらしいのです。

これがケブカクロオオアリ一般にいえることなのか、あるいは当地のケブカクロオオアリだけに見られる性質なのかは、よく分かりません。
希少動物なので数が少なく、当地のケブカクロオオアリは遺伝子が近くなっているのかもしれません。

IMG_0636.jpg
まずは、連れて帰ったケブカクロオオアリのワーカーのお見合いです。
3個体とも外勤のアリなので、排他的な性質は強いはずです。

ちなみに、3個体中2個体は同じ巣のアリです。

IMG_0632.jpg
争うどころか、警戒するそぶりさえみせませんでした。
ちなみに、左側2個体は同じ巣のアリで、右側の一番小さいアリが違う巣のアリです。

でも、これには若干のトリックがあります。
互いのテリトリーの外での出会いなので、争いごとの生じにくい環境での出会いです。

では、この3個体をケブカ家のエサ場に入れるとどうなるのか?

エサ場には排他的な性質の強いケブカ家の外勤アリ達がたむろしていて、しかもそこは彼女達のテリトリーです。
アリはテリトリーの外では基本的に争う事よりも逃げる事を選びますが、自分たちのテリトリーへの侵入者に対しては果敢に立ち向かいます。

IMG_0639.jpg
まず1個体入れてみました。
入れた瞬間から怪しい感じです。

IMG_0641.jpg
あっという間に取り囲まれてしまいました。
明らかに不振な侵入者として認識されています。

しかし、なぜか攻撃はしません。

IMG_0649.jpg
攻撃は受けていないようなので、3個体全部加えてみました。

この画像の中に加えた2個体いますが、どれがその個体かは一目瞭然のはずです。

IMG_0655.jpg
サイドからの画像です。

5時間経過を見守っていたのですが、この警戒はいまだに続いています。

今回の実験で、多くの事が分かりました。


ケブカ家の故郷でケブカクロオオアリの新女王を採集したとすれば、おそらく今回導入したワーカー達のいずれかの実の姉妹になる可能性が高いと思います。
女王を採集して同じような導入を行えば、同じような結果がまっているのかもしれません。

スーパーサブ構想は断念しますが、女王の導入は容易に出来そうだと感じました。

縁があれば、ケブカクロオオアリの女王もう1個体欲しいなー。


追記

IMG_0673.jpg
12時間経過で、加えた3個体のアリ達はほぼ仲間として受け入れられました。
ただ、ケブカ家のワーカー達は、まだ少しだけ気になるようです。
意外に手間取りました。
ちなみに、画像の大きいほうのアリが今回導入したアリです。

ケブカ家は今まで卵や幼虫等の導入を一切せず、たった一人の女王からここまで育て上げてきました。
そこにはかなりのこだわりも持っていたのですが、今回の導入で国際色豊かなコロニーになってしまいました。

でも加えたのはたった3匹ととても少なく、今回の導入をノーカンに出来る可能性も模索しています。
ていうか、ノーカンという事にします。
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